学校法人福岡大学未来サポート募金
寄付金活用報告

 平素から福岡大学の教育・研究活動にご理解とご支援を賜り誠にありがとうございます。学校法人福岡大学未来サポート募金は平成23年6月開始以降、多くの卒業生をはじめ、保護者の皆様、教職員、企業・団体様、その他本学の理念にご賛同される支援者の方々より多大なるご支援をいただいております。重ねてお礼を申し上げますとともに、学校法人福岡大学未来サポート募金への寄付金の活用状況を下記の通りご報告申し上げます。今後とも、ご支援、ご協力のほど、なにとぞよろしくお願いいたします。

❶ 経済的困窮学生に対する奨学金
(学校法人福岡大学未来サポート募金給費奨学金)

 令和6年度は10名の学生へ奨学金を給付しました。

奨学金受給者の声
家計急変という予測できない状況に、奨学金を給付していただき大変感謝しております。学生生活では、病院実習が終わり、それ以降は研究室の活動に取り組んでいます。並行して、就職活動とアルバイトも行っています。寄付していただいた方の期待に応えるという意味でも、来年度で卒業し、国家試験に合格できるよう勉学に力を入れていきたいと思います。

❷ 国際交流に関する支援
(学校法人福岡大学未来サポート募金による海外留学援助金)

令和6年度は2名の学生へ支援金を支給しました。

奨学金受給者の声
「以前から興味のあった海外生活を体験したい」「異なる環境に身を置き、自分を成長させたい」と留学を決意し、イギリスのニューカッスル大学に1年間交換留学をしました。当初は住環境や食生活で戸惑うことも多かったのですが、最終的にはそれを「違い」として受け入れることができました。また、人との出会いが自分を成長させると信じ、留学中は多くの人と積極的にコミュニケーションを取り、さまざまな経験をしました。イギリス人だけでなく、ヨーロッパやアジアの留学生など、さまざまな人々と交流し、これまでにない学びを得られたことはとても貴重でした。多様な文化に触れることができ、海外への関心がさらに高まりました。ご寄付によって応援してくださる人がいることで、さらに頑張ろうという気持ちになりました。海外留学には渡航準備や生活面で多額の費用がかかります。自分が留学できるのは多くの方のご寄付のお陰だと強く実感しています。そのため、支援していただいた皆さまの期待に応えるために、勉学や国際交流に一層励むことを意識して1年間過ごしていました。海外留学という夢をかなえてくれただけでなく、留学生活をさらに豊かにしてくれた寄付者の皆さまにはとても感謝しています。ありがとうございました。

❸ 学生のスポーツ強化に対する支援

 2020年東京オリンピック・パラリンピックの候補選手に対する奨励金(奨学金)として、平成30年度より候補者に支給を始め、うち2名の選手が東京2020大会に出場を果たしました。

奨学金受給者の声
藤野遼(はるか)さん
【パラバドミントン女子SL4出場】

コロナ禍で思うような練習が出来ない時期もありましたが、たくさんの方の支援でここまで来れました。試合では笑顔で楽しくプレーしたいです。
奨学金受給者の声
兒玉芽衣さん
【陸上女子4×100Mリレー出場】

たくさんの方々に支えていただき、素晴らしい応援をいただきました。皆さんのお陰で無事にレースを行うことができました。大変感謝しております。ありがとうございました。

❹ 正課外教育及び社会貢献活動に対する支援

 福岡大学は、約2万人の学生が各学部で「建学の精神」と「教育研究の理念」に基づいた「全人教育」、すなわち、専門性を有する教養人(人らしき人)の育成を重視した教育を進めています。

❺ その他学生の教育、学習及び生活に関する支援の充実を図る事業

 「学生の教育、学習及び生活に関する支援」を目的とする学校法人福岡大学未来サポート募金を活用した寄付募集を実施し、皆様からお寄せいただいた寄付金を被災学生の授業料減免やご家族への個別支援の一助として、右記のとおり有効に活用させていただきました。

災害名 募集期間 寄付金額 支援件数
熊本地震 平成28年4月25日~平成29年3月31日 9,135,138円 82
九州北部豪雨 平成29年8月4日~平成30年3月31日 1,676,046円 8
西日本豪雨 平成30年8月3日~平成31年3月30日 981,671円 14
新型コロナウイルス感染症 令和2年5月11日~令和2年7月31日 42,682,740円 120

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